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BMW純正パニアケースのキー調整・装着

02/11/2020
Yuka Niwa
BMW純正パニアケースのキー調整・装着

キーシリンダー・リペアキットのタブの組み合わせ方
(ここではGSケースを使って手順を示しています)

純正サイドパニアにはキー穴ついており、自分でケースを買った場合は、このキーシリンダー・リペアキット を自車のメインキー(イグニションキー)で回るように調整する必要がある。つまり、メインキーでケースも 開閉出来るようになり、所持するキーを増やさなくてもよい。
ディーラーで取り付けたらやってくれますが、それほど難しくはないので、自分でやす手順を紹介します。
キーシリンダー・リペアキットはこんな状態で届きます。袋の中には組みたてるキーシリンダーのタブがたくさん入っおり、一見組み立ては困難と思われます。
これらのタブの組み合わせをメインキーと同じにすることで、メインキーがケースにも使えるようになります。
ついてくる説明書はドイツ語です。
数種類あるキーシリンダー・リペアキットを全て絡めての説明書ですので、購入したキーシリンダー・リペアキットとは 説明書のイラストは形状などが異なる場合があります。
シリンダーには写真で示す1~8まで、側面に左右交互に板状の貫通穴が開いています。
1穴~6穴までに写真右に並べてある金属板を入れる。金属板は1~3のように3種類あり、この組み合わせで、自車キーに合うシリンダーを作り出します。
(写真ではわかりづらいかも知れませんが、金属板には小さく1~3の番号が刻印されています。) 7穴の穴は何もいれない(ここに金属板を入れると入れたキーが抜けなくなるので要注意) 8穴の穴には4番のストッパー板を入れる。
黄色で示しているのがこちら側の穴だが、矢印の先の丸い穴にスプリングを挿入してから金属板を入れる。


緑色で示している反対側の穴も反対側から同様にスプリングと金属板を入れていきます。

自車のキーに合わせるのは、まず6個の穴にすべて2番の金属板を入れてみる。
そのうえでキーを挿入し、
金属板が挿入口方向に突出しているところは3番の金属板に変更
金属板が挿入奥方向に突出しているところは1番の金属板に変更すればよい
そうすれば、
このような状態に、キーを入れると....
(7穴には何も入っていない 8穴はストッパーです)
ストッパー以外の金属板がシリンダー内にすべておさまる。この状態でシリンダーが回転できる仕組みとなっています。
8穴のストッパー金属板は突出したままでよい。
次に、この作成したシリンダーを、キーを付けたままケースの穴に装着します。
写真のように、ケースの穴には突起が4か所あるが、赤丸で示した突起のみ、奥まっていて斜めに斜面が切ってあります。
ここにシリンダーのストッパーが来るように入れると、斜面でストッパーがシリンダー内に沈み込み、挿入していける。
挿入しながら奥の黄色いプラスチックパーツの長穴にシリンダーの突起がはまり込むようにグリグリまわし入れます。
最後まで挿入できると、ストッパーがパチンッと中で突出して、シリンダーが抜けないようになります。
キーを回すと黄色いプラスチックが一緒に回り、ロック状態・ロック解除状態のいずれでもキーがちゃんと抜けることを確認できたら完成です。

金属板とスプリングは数個づつ余りますが、置いておきましょう。
余りパーツがあって、シリンダー作成方法をマスターしておけば、パニアだけを売りに出したり、GSを乗り換えても自分でキーを作り替えてケースの継続使用ができます!

さて、もし不幸にもうまくいかなかった場合…。
(特に7番に金属板を入れていた場合など、キーが抜けなくなるので冷や汗もの) 安心してください。リカバーの方法があります。
ケースの蓋内側の、3か所のスクリュをドライバーで外す。
すると、この棒状のロックアッセイが外れるので、キーの裏側をみて、
黄色いプラスチックパーツを外し、赤矢印で示したストッパーを先の細い工具(精密マイナスドライバーなど使用)で、 シリンダー内に押し込みながら、キーシリンダーの突起を押すとポロリと抜け落ちます。
一回で成功すれば知らなくてもいい内部構造ですが、もし失敗したらこの方法で外して、もう一度シリンダーを再確認してください。 (キーの作り替え時にも、この方法でシリンダーを外しましょう)